先週 「金属アレルギーなので 歯の中の金属を全て 除去して欲しい」との依頼を 患者様から受けました。
お口の中に 多くの金属が入っていた場合 それを 全て セラミックに変更することは 経済的にも大きな負担となります。
特に 奥歯の場合 強度を求められるので 通常のセラミック素材では とても耐えられません。 ジルコニア素材 の利用となるのですが、 今までのジルコニア は とても高額でありました。
それ故 経済的に断念される患者様が 今まで多数 いらっしゃったことは とても申し訳なく思っているのですが、 今回 「セルコン Z冠」 を導入したことにより 当院においては 今までのジルコニアの半額 、通常のオールセラミック よりも安い金額での 提供が可能となりました。
詳細は 当院HP 料金表 にて ご確認ください。
今回 依頼を受けました 患者様も 勿論 「セルコンZ冠」で 今後 治療を進めることとなりました。
確かに 歯科用金属によって 掌蹠膿疱症や扁平苔癬、接触性皮膚炎 などのアレルギー反応を起こされたであろう 患者様からの相談が 時折あります。
金属アレルギーを生じ易い金属としては ニッケル、コバルト、クロム などが挙げられますが、現在 当院においては それらの金属は使用しないことにしております。
特に ニッケルは、女性において 最も金属アレルギーの発症頻度が 高い金属であります。 ネックレス、イヤリング、指輪 などにおいて 金メッキされている安価な(失礼!)アクセサリーには、 ニッケルの 低コスト、防錆性 が 非常に有効であります。
汗に含まれる塩素イオンによって 溶出された ニッケルイオン と 生体タンパク質の結合したものを 免疫機能が 異物と認識した時に アレルギー反応が発生するわけです。
基本的に貴金属含有量の多いものほど 、 また 金属表面に「不動態被膜」と呼ばれる 酸化被膜を生じる チタン(インプラントの主要素材です) などは、 化学的に安定しているため 金属アレルギーのアレルゲンとしての金属イオンの溶出を 低減化できます。
チタンについて もう少し説明しますと 海水のような塩素イオンがリッチな環境などに継続的に晒されると 不動態被膜 を形成した金属の殆どは、 局所的に破壊されることがあり 「活性態」という状態になってしまいますが、 チタンは 海水中において 貴金属である 白金に次ぐ 耐食性を備えています。
チタン・インプラント と 「セルコンZ冠」 の組み合わせ は、金属アレルギー対策として 非常に有効だと判断できるわけです。
私は 「日本メタルフリー歯科臨床学会 」 (メタルフリー = 金属を使用しない) の設立発起人でも ありますので 金属を使用しない治療法の研究には 昔から興味を持っていたわけですが、 「セルコンZ冠」につきましては 自信を持って 患者様にお勧めできる メタルフリー素材が 漸く誕生した との思いでいるわけです。
さて 昨日は 久しぶりに 完全フリーだったので 朝からリビングにて ボクシング 「WBOウェルター級タイトルマッチ12回戦 マニー・パッキャオ VS ティモシー・ブラッドリー」 を観戦していると 我が家の女性陣から 「野蛮だ」「食事時なのに食欲がなくなる」 などと 苦情の嵐。
マニー・パッキャオの偉大さを 彼女達に説明するだけ無駄というものです。
お昼過ぎから 「F1 カナダグランプリ予選」を観ていると 「エンジン音が煩い」 「なにが面白いの?」と これまた 毎度の苦情の嵐。 F1のエンジン音が煩いのは 当たり前じゃ! ひっそりした 静かなレースなど 面白くないわ! ブルーな気分になるわ!
いやね、 ここだけの話 逆に 私から苦情を言わせて貰うとすれば 彼女たちは、 私が仕事から 疲れて帰ってみれば 大音量で 「SUPER JUNIOR(スーパージュニア)」や「Sexy Zone(セクシーゾーン)」のダンスを踊りまくっている とてもウザい人たちなんですがね。
8月の 「SMTOWN 2012」東京ドーム なんとかゲットしたのですが、 今度は 「セクシーゾーン」のコンサート ゲットをせがまれております。
スーパージュニア
セクシーゾーン
仕方ないから 結局 自室の パソコンで F1 観ることにしましたよ。 最近は、 レグザリンク・シェア(東芝AV機器同士の連携動作)にて 映像を ノートパソコンやスマホに飛ばして 庭で WOWOW や スカパー 観るテクニックも 身につけました。
しかしながら パソコンでは やっぱし物足りんから 自室に 『CELL REGZA』でも こっそり買おうかな・・・・凄い苦情だろうな。 ハッハッハ