マラソン好きの私は 本日の「大阪国際女子マラソン」も観ていました。 マラソン初挑戦の福士加代子選手に対しては、「意識朦朧の中 最後までよく頑張った」という意見、逆に「準備不足、無謀」という意見もあるでしょう。 高橋尚子、野口みずき に続く選手がなかなか育たないのも少し気がかりです。
そう言えば もう随分と大阪には行っていませんね。大体京都止まりが多いです。
大阪の最後の記憶として私の中にあるのは、まだABCホールの隣に「ホテル プラザ」があった頃ですから相当前のことだと思います。
フレンチの巨匠として有名だった ポール・ボキューズ氏 が料理顧問を務めるホテルということで 純粋にグルメツアーとしての大阪行きだったと思います。
流石 「味のプラザ」と称され、日本国内外問わず愛好者も多く抱えていたと言われるだけのことはありました。実に繊細な美味だったと記憶しています。
残念ながら その後閉鎖されたと聞きます。支出に対する人件費比率が最終的に50%近くにのぼっていたそうです。
これは 大阪府、いや日本の抱えている問題とオーバーラップしますね。
今日は、府知事選でタレント弁護士が当選したようですが、府債の返済の一部先送りなど粉飾していたことが発覚し、実質「財政再建団体」入りしていると言われる大阪府の危機的な状況に政治の素人が対応できるのか心配です。 宮崎と大阪では規模が違い過ぎますからね。
大阪市職員・公務員の人口比は、横浜の2倍 だそうです。「官が栄えて国滅ぶ」と言いますが、大阪の直面している問題は決して他人事では有りません。日本の多くの市町村が 近い将来直面する問題です。
まずは大阪から根本的な変革を期待しています。