土曜日と日曜日は、公益社団法人 日本口腔インプラント学会 主催の「「第7回 口腔インプラント専門医 臨床技術向上講習会」に参加する為 東京医科歯科大学 MDタワー大講堂に行っておりました。
東京での開催ということで 私の所属する「東京形成歯科研究会」の知り合いの先生とも何人か お会いすることとなりました。
毎回のことですが、非常に中身の濃い講習会であります。 是非とも 松田歯科クリニックの今後のインプラント治療にフィードバックしていきたいと思っております。
土曜日は 当院で最も希望患者様が多い曜日なので心苦しかったのですが 午後から休診となりましたこと、誠に申し訳ありませんでした。
その代わりといってはなんですが、時間の有効活用ということで 土曜の午後は 業者さんに依頼して 医院の床を全面的にワックス処理しました。 4時間近く掛かるということで 今までなかなかできなかったことです。
土曜日の講習会後 久しぶりに 東京ドームホテル最上階の「アーティストカフェ」で食事をしました。
私の好きな「大人の隠れ家」的な場所です。
私は フォーシーズンズホテル椿山荘メインバー 「ル・マーキー 」にも時々行きます。
私は こうして日頃のストレス?を解消しているので御座います。
さて お子さんのいらっしゃるご家庭の方々、 夏休みの計画は もう立てましたか?
チェルノブイリ事故において ベラルーシの多くの子供達は 日本などに海外保養を行ったと聞きます。 そして 1か月から40日の保養で子供達の体調に かなり改善がみられたと聞きます。
私たちの体の設計図であるDNAは、紫外線、放射線や活性酸素といった様々な要因によって絶え間なく損傷を受けています。DNAが損傷を受けるということは、DNAに書かれている情報が正しく伝達されなるということであり、その結果 癌や老化や様々な病気が引き起こされたりします。
米国原子力安全委員会のマイロン・ホリコープ博士は、「DNAは1日に100万件の活性酸素による損傷を受け、それを修復しながら生きている。それが、生命活動である」と結論づけ、DNAの修復活動に関する論文を発表しています。
私達の細胞には、DNAの損傷を修復してくれる DNAリガーゼなどの DNA修復タンパク質が存在します。
放射能に因ってオーバーワークになっているであろうDNA修復タンパク質製造活動 を少し休ませてあげる必要があるかもしれません。
また私達の体には 放射能を排泄する力もあります。チェルノブイリにおいては その作用を強化する食品として りんごペクチン などが有効であるとの報告があります。
「りんごペクチン」の作り方
1 りんごを小さなさいころ状に切り刻みます
2 少量の水を入れた鍋で 柔らかく煮ます
3 柔らかくなってジャムに似た状態になったら茶漉しに入れます
4 スプーンの背で押して、下に落ちて来る液体がペクチンです
この夏 私の生まれ育った地である 九州への保養に行かれるのもいいかもしれません。食事は美味しいし、とてもいいところですよ。 九州新幹線も全線開通して便利になりました。
地球上で最も放射能に耐性のある細菌である デイノコッカス・ラジオデュランスには、特異な遺伝子 が存在しており、その遺伝子から作られるタンパク質は PprA(pleiotropic protein promoting DNA repair =DNA修復を促進する多面的タンパク質 )と呼ばれています。
PprAタンパク質を添加するとDNAリガーゼ単独より比較にならないくらいDNA修復が進捗する と言われています。
現在 PprAタンパク質を利用した高効率のDNA修復試薬「TA-Blunt Ligation Kit」が発売され、ゲノム解析などに利用され始めたところですが、 将来的に癌や放射能に起因する病気 の改善にPprAタンパク質 が活躍する日が来るかもしれません。 期待しましょう。