本年 最初のブログとなります。 本年も松田歯科クリニックを宜しくお願い致します。
ラニーニャ (ペルー沖の海水の温度が高いときは「エルニーニョ現象」、逆に、温度が低いときは「ラニーニャ現象」) の冬は寒いといわれますが、本当に寒い日が続きますね。
インフルエンザも流行っているようなので 体調管理には くれぐれもお気を付け下さい。
とても寒い日々が続いているのではありますが、40年ぶりに聞く「伊達直人」の名前に 少しばかり 心が温かくなって新年のスタートを切ることができたことは幸いであります。
助け合いの心がなければ社会は成り立たないのであります。 微力ながら私も社会貢献を続けていきたいと思っております。
「タイガーマスク」「巨人の星」「あしたのジョー」全て 私が小学生の時に放送されていた梶原一騎氏の代表作ですね。 日本が未だ貧しい時代でした。 しかしながら 貧しくとも夢があった時代でした。
翻って現在の日本は 豊かさと引き換えに 閉塞感に満ちた「夢のない時代」と言われるようになりました。
「失われた20年」と呼ばれるようになってしまいましたが、バブル崩壊に因る膨大な需給ギャップを解消するには特効薬など存在せず、何十年もかかってしまうことを、そしてそれは決して日本だけの特殊な問題ではなかったことを 漸くバーナンキもガイトナーもサマーズも理解できたようであります。
人口動態統計上 バブル時には人口ピラミッドの頂点にあった30代、40代の最も旺盛な購買層は、やがてリタイヤの時を向かえます。 人工動態統計においてメイン購買層である30代、40代があまりにも少なくなってしまったこと これが不景気長期化の本質だと言われております。 やがて日本も 高学歴移民の受け入れ問題は避けて通れなくなると思われます。
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)同様に 受け入れなければ 静かなる東洋の島国として没落あるのみです。 それはそれで いいのかもしれませんが。
膨大なデフレギャップ も「ソブリンリスク」も「超高齢化社会」も日本が世界のトップランナーとして 先進国としては初めて経験していることなのであります。
ヨーロッパを筆頭として やがて世界が経験するであろうこれらの苦難を 世界は日本がどうやって乗り越えようとするのか 或いは乗り越えられないのか 固唾を呑んで見守っています。
栄枯盛衰は世の常でありますが、私は現在の日本の技術力、人材 共に決して悲観するレベルに落ちてしまったとは思っておりません。 必ずや世界の模範となるべく対処法を探してくれると信じております。
さて 先週の日曜日は 私の所属しております矯正の勉強会「オルソ2001」の勉強会の為「横浜歯科医師会館」 に行っておりました。
「オルソ2001」 勉強会の様子
毎度のことながら 「オルソ2001」主宰 高橋先生の講義は非常に難しく 正月ボケの頭には少々厳しいものでした。 多分に 歯科の講義としてはトップレベルの難しさなのでは・・・・。 御陰様で正月モードから脱却することができました。
今回は 私の受け持っている患者様の矯正治療症例のプレゼンも行わせて頂きました。 我々はこういう場でお互いに意見交換を行いまして 患者様を最善の治療結果に導くべく 治療の修正、微調整を行っているのであります。
話はガラリと変わりますが、昨日は「東京オートサロン」を見学すべく 幕張メッセに行っておりました。 そうなんです、 Dr松田は この年になっても 若い人達に混じって チューニングカー やら カスタマイズされた車の研究を行っているのであります。
モーターショーにしろ、オートサロンにして 最近は 年々寂れていく一方ですね。 まあ日本では 車は低燃費車、低価格車以外 殆ど売れないわけですし、自動車メーカーも商売ですから 車の売れる中国やらアジア諸国を主戦場とするようになったわけです。 あちらのモーターショーでは 日本メーカーも盛大に頑張っているようであります。
ついでに優秀な人材も現地調達するわけですから 日本の学生がグローバル企業に就職するのは本当に大変なんだろうな と思います。
日本のメーカーでありながら 殆ど日本人を相手にしていない ・・・ グローバル企業は 生き残るでしょうが、 日本の雇用はどうなるの? などと 複雑な思いの中でのオートサロン見学でありました。
今回のオートサロン 最早 外資系企業と言ってもいい日産が一番頑張っていたのは なんとも皮肉と言うべきか・・・・・
日産ブース 当然のことながら 電気自動車「リーフ」メインでの出展です
テスラロードスター この程度の電気自動車ならトヨタさんも自前で造れるでしょうに。 テスラ社との提携には トヨタの政治的な思惑が感じられます。
元のうちのスタッフにそっくりだったもので・・というか・・・・