半年ほど前からでしょうか、鏡を見ると髪の毛に白いものがやたら目立つようになってきました。 やはり年齢と共にメラノサイト(メラニン色素を作り出す細胞)の機能は低下してしまうようです。
「ギザヤバス!」と思い、うちの診療所の通りにある理髪店で 髪を染めはじめました。
若くて活動的に見えたほうが 患者様だって安心でしょ? 最近は うちのスタッフも若い子が多くなったし・・・・。
「ロマンスグレー」の紳士になるのも目標では有りますが・・・・。
先日 義弟が治療にやって来たのですが、頭髪が真っ白になっているのにびっくりしました。なにか苦労しているのかなー?
そう言えば オバマ大統領にも白髪が多くなってきたとの報道が最近ありました。確かに経済状況からすれば 最悪のタイミングでの大統領となってしまいました。
最早 脳死状態ともいえる GMもシティバンクもAIGも絶対に潰せないのであります。 たとえ砂漠に水を撒くが如く 凄まじい勢いで血税がブラックホールに吸い込まれようとも 絶対に。 続けられるところまで。
潰した時点で ウォーレン・バフェットをして金融最終破壊兵器と言わせしめた CDS(クレジットデフォルトスワップ)や 合成CDOに因る連鎖倒産起爆誘導装置のスイッチが入ることになってしまいます。
世界経済は 取り返しのつかない状況になってしまうかもしれません。
そして今回の金融危機は、皮肉なことに世界最強の投資家である そのバフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ社さえも危機的な状況に陥れているようです。
多分アメリカは、没落の一途を辿るでしょうが、日本は考え方次第では大きなチャンスとなるかもしれません。アメリカと心中する気が無ければですが。
世界中から価値のある資源、食品、エネルギー関係の企業を バッタ品の如く買い取れるチャンスが近い将来訪れるかもしれません。
産業構造を内需主導に大きく転換できるチャンスでもあります。医療、介護、バイオ、農業 などに 若くて優秀な力をもっと注いで欲しいと思っています。
GDPは低下するかもしれませんが、真の意味での国民生活は今より豊かになるかもしれません。
「いざなぎ越え」と言われた景気拡大も給与を上昇させること無く、企業は内部留保を溜め込んでいたはずなのに キャッシュフロー不足で黒字倒産を余儀なくされています。
一体「いざなぎ越え」の景気拡大とはなんだったのか? 誰が幸せになったのか?
本当の幸せとはなんなのか? 再確認する必要がありそうです。