フランスの名門宝飾ブランド、モーブッサンが、1日午前9時から、東京・銀座店を訪れた先着5000人に、カットした0・1カラットのダイヤモンド1個(5000円相当)を無料で配っている様をニュースで観ました。
5000円で5000個ということは トータル2500万円ということになりますが、「モーブッサン」というブランドを全く知らなかった私が知ることになったわけですから 広告費として考えれば安いものなのかもしれません。
それにネックレスなどへの加工(別料金)を希望する方も何割かは いらっしゃるでしょうからある程度商売になるのかもしれません。
混沌とした 高級品の全く売れない時代ですから 企業サイドとしては 色々な趣向を凝らす必要があるのでしょう。
ニュースの中で ティースダイヤモンド(歯にダイヤモンドを埋め込む)が最近人気だと言っていましたが、本当なのでしょうか?
バブル時代には確かに ダイヤモンドを持ってきて「歯に埋めて欲しい」という患者様が何人かいらっしゃったのを記憶していますが。
別にダイヤを歯に埋める必要は無いと思いますが、「セラミックの白い歯に換えて欲しい」という希望をされる患者様が 最近非常に多くなった気がします。
本日も 二人ほど上顎前歯を全てオールセラミックで治療された患者様がいらっしゃいました。
保険の差し歯とは 色調、光の透過性、舌触り などが全く違い、天然歯と遜色ないものができますから 満足度も非常に高いようです。
私としましては、セラミックによる審美歯科治療は積極的にお勧め致しますが、「モーブッサン」のダイヤモンドを持って来て頂いても ティースダイヤモンドなどせず、ペンダントにされることをお勧めすると思います。
さて ついに米自動車最大手ゼネラル・モーターズが、チャプターイレブン(日本の民事再生法に相当)の適用申請に踏み切ることとなりました。
私にとって GMは、コルベットであり、カマロであり、ファイヤーバードであったのですが、時代は全く変わってしまいました。 大排気量の恐竜達は滅びることとなりそうです。
こんな時が来るとは少し前までは全く想像できなかったのですが・・・・私が GMから教えられたことは、慢心とならずに常に努力をしなければ衰退をしてしまう ということでありましょうか。
これだけ車が売れない時代なのですから GMが今後 事前調整通りに上手く再生が進むのかどうか 予断を許しませんね。
この先も 何が起こるのか なかなか予測の出来ない混沌とした「カオスの時代」が続きそうです。