御蔭様で新規の患者様も 可也 増えて参りましたので多忙な日々を送っております。特に床矯正治療の患者様が増えているのが 最近の特徴でしょうか。 漸く床矯正治療も浸透してきたようです。
インプラント希望の患者様もコンスタントに増加しており、現在は週2回から3回のペースで インプラント治療を行っている状態であります。
昨日は わざわさ川崎からインプラント治療希望の患者様が来られました。 「先生のブログを見て決めました」との御予約メールを先日頂いた患者様でありました。
松田歯科クリニックのインプラント・コンセプトは、「最新、最善の治療をなるべく低価格で患者様に提供したい」というものなので 多くの患者様に御賛同頂けるものと確信しております。
昨日のインプラント・オペにおきましても DSR(Disk-up Sinus Reamer)という最新の治療テクニックを採用しました。
上顎奥歯の骨の少ない方のインプラント治療において 従来はサイナスリフトと呼ばれる非常に負担の大きな手術を行っていたのですが、松田歯科クリニックにおきましては HAインプラントを使用してからは 全て 患者様の負担の少ないソケットリフトにて成功を収めることができるようになりました。
そのソケットリフトの方法も 今までは 上顎洞底側皮質骨(上顎の硬い骨の部分)を打ち抜くのに マレット(トンカチのようなもの)で骨の感触を確認しながら行う という職人技のようなテクニックを駆使していたのですが、マレットで長時間 叩かれると眩暈を起こす患者様もいらっしゃったわけです。
DSRは、患者様の負担も殆どありませんし、術者にもそれほどの職人技を要求せずに安全にソケットリフトが行えます。
昨日のDSR使用成功によって 骨の少ない難症例の患者様におきましても またひとつ負担が少なくなったわけです。
もうひとつ松田歯科クリニックで使用している 最新の治療技術を紹介したいと思います。
GEM21 という米国製の骨補填剤です。GEM21には、スキャホルド(足場)としてのβ-TCPに加えて 成長因子としてPDGF(血小板由来成長因子)が配合されていることが大きな特徴です。
この2年位で 現在まで10症例ほど使用していますが、 高価なBMP-2を使用しなくても ある程度 骨再生が可能であることを私自身 体感しております。
下記症例は 昨年より松田歯科クリニックで治療を始めた 若い男性の患者様のレントゲン写真です。
「なんでこうなるの?」というくらい 手の施しようの無い状況でしたので 下顎の歯は 抜歯するしか仕方なかったのですが、そのままでは骨が薄くて インプラント埋入ができませんでしたので GEM21の補填により 骨への置換を期待しました。
H20.12.16 初診時の状況 H21.1.14 抜歯後の状況
GEM21補填部分の陰影像は 徐々に白くなり 骨再生が行われているのが 分かると思います。半年後には インプラントがしっかりと埋入出来るようになるまで骨再生が行われていました。
H21.4.13 臼歯部骨再生確認 H21.6.5 臼歯部インプラント埋入
さて 東京は本日より梅雨入りしたということです。昨年より12日遅かったようです。休日 自宅でのんびり過ごすのもいいでしょうが、近場にちょっと出掛けてみるのもいいかもしれません。
堀切菖蒲園 「堀切かつしか菖蒲まつり」 白山神社 文京あじさいまつり
6月5日(金)~6月25日(木) 6月6日(土)~14日(日)
去年のブログにも書いていますが、今年も時間があれば出かけてみようと思っています。